ガルパン スロット 白旗

ガルパン スロット 白旗

つまり、それすらも今の才華にとっては日常になってしまっている

 けれど、ふと胸中に飛来する疑問に、心を落ち着けたくなる時、大抵の場合は今日のように、ふらりと両親の墓を参りにきたくなる

といっても、今回は中学を卒業した日であり、高校への入学も決まっているので、その報告がメインなのだが、こうした節目になると――やはり、いろいろと考えてしまうものだ

 それに加えて、同居人が増えるなんて話をされれば、余計に混乱もする

 学校帰り、学生服に卒業証書を持ったまま、自宅には連絡を入れて一人、才華はゆっくりと歩きながら、考えを整理する

あなたも好きかも:ブラック ジャック 2ch
 振り返るにはまだ早いけれど――記憶がほとんどない部分

 両親が死んだ光景を、才華は覚えていない

 軍人だった両親が、どこに所属していたのかも知らないし、何をしていたのかも知らない

少なくとも自衛隊に入っていたわけではなく、であればアメリカの軍隊なのだろう、くらいの予想はするけれど、その事実を知ることもなかった

そんな二人が死んだのは、随分と幼い頃で――思い出せば、赤色しか浮かばない

 何がどうなったとか、殺したのか殺されたのかすら、定かではない

 おぼろげな光景の中、ただ赤色があった

ただの赤だ、それが怖いとも嫌だとも思わないほど、たとえばそれは、絵の具の赤色を見ているような感覚に近い